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・火の神様にお祈りして・・・。 さあ焼成スタートです!
・・・着火。 |
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・無事、火が入ったようです。 |
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・煙突としてあけた穴から煙が立ち昇りました。
窯全体に火が回ったようです。
(かなり煙がモウモウと辺りに広がり気がひけます。) |
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・焚き口(導火線を入れたところ)から窯の中を覗いたところです。
・時々、焚き口から うちわで扇いで火力を上げてやります。 |
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・5〜6時間 蒸し焼き状態を保ちます。(煙も少し落ち着いてきました。)
窯の表面に穴が開きそうになったら、ぬれ新聞紙を貼り付けて随時補修しながら窯番をします。
辺りが暗くなってきました。 |
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・窯表面に穴が開きそうな状態。
ヒント
こうなる前に窯の表面が乾いてきたらジョウロで水をかけてぬらしてあげます。最初は霧吹きでやってみましたが追いつきませんでした。 |
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・補修したところ。 |
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・約6時間後、開いた穴から中の火の色を見たところ 700℃前後に到達していると判断。ここで補修はやめてテキストどおり、あとはそのまま放置して窯が燃え尽きるのを待ちます。
しかし、ここで問題発生!
窯が燃え始めると暗闇を裂いて物凄い炎が立ちあがりました。
慌てて再度ぬれ新聞紙で補修。 ・・・しばし思案。
@夜中に赤々と炎を上げるのはやっぱり気がひける。
A火事と間違えられて消防署に通報されても困る。
B窯内部の温度は十分上がった。・・・と思われる。
Cミニ窯は道具土だからきっと急冷にも耐えてくれるハズ。
Dもし壊れてしまったらまた作り直そう・・・。
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・・・ということで消火活動開始!
水道全開。窯の下をまくって散水器つきのホースで水をどんどん送り込みます。(極力ミニ窯には水をかけないように・・・。)しかし薪のエネルギーはすごいもので、なかなか火は消えてくれません。
ある程度消えたところで、窯の新聞紙をめくり取り、直接薪に散水。この間数分
炎は上がりましたが何とか消火完了。
心身共に疲労困ぱいです。
消火後の薪はすべて水につけて。。。
こうして楽しくも真剣な、長い一日が終了しました。
とりあえず・・・。 一応・・・。 焼成完了!
着火から約9時間でした。
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・翌朝、真っ黒クロスケとのご対面。
焼き上がりの確認です。昨夜は暗くてわかりませんでしたが、そこには黒焦げの真っ黒クロスケのミニ窯くんが佇んでいました。本来は道具土なので白く焼き上がるハズなんですが・・・。それもまた愛嬌です。
軽くコンコンと叩いてみます。ちゃんと焼けています。どこも割れていません。ヒビも無いです。
ヤッター! 昨夜の疲れが一気に吹き飛んだ瞬間でした。
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・今回、庭先でのペーパーキルン敢行を終えて。。。
バーベキューのように木炭を使った場合と違い、薪や新聞紙などを使うペーパーキルンは 炎と煙、そして臭いの問題がつきまといます。やはり広くて煙も気にしなくて良いところ、・・・キャンプ場などで許可を得てやるのが良いと痛感しました。
この次にやるときはそうしようと思います。また、これを教訓に、このミニ窯を使って窯焚きをするときは木炭以外の燃料は使わないことにします。
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・つわものどもが夢のあと・・・。
敷いておいたブロックを取り払ったあとです。
芝生の跡を見ると熱はブロックで防げていたようですが煙によるダメージが大きかったみたいです。 |
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・ミニ窯の中に入れて一緒に素焼きした作品たちです。
すべて無事に焼けていました。軽く叩いてみた音では、少し温度が低かったようです。(生焼け気味)
でも十分です。 |
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