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![]() 【 ミニ窯づくりレポート 2 - 倒焔式に挑戦! - 】 |
![]() ミニ窯1号を焚いていて、もう少し小型の窯で焚いて見たくなりました。 小型で燃費が良くて温度が良く上がる窯 ・・・そして灰をたっぷりと降らせたい!(欲張り?) そんな窯を作りたくてあれこれと考えをめぐらせてみました。 ブロワ−の強風でも灰と熱が煙突に直通で逃げることがないような構造は・・・。 ということで、今回、無謀にも倒焔式の構造で作ってみることにしました。うまくいくかなぁ〜。 こんな実験的なことが手軽に出来てしまうのも小回りのきくミニ窯ならではの良さですよね!! |
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'05/7/31(日)〜8/1(月) ミニ窯2号:倒焔式ミニ窯作り開始! 1日目 ![]() 送風口から入った空気は、ロストルから天井に向かって灰と共に巻き上がって、作品に灰を降らせながら、両サイド底部に開けた吸い込み穴から煙突に抜けていく ・・・といったイメージで作りたいと思います。(どうもイメージばかりが膨らんでいきますねぇ。) ![]() 細かい手順は1号窯の時のレポートを参照してくださいね。 ![]() ![]() ![]() ![]() 写真右手から送風し、炎が中央部のロストルから窯内部に吹き上がり、天井にぶつかって下に降りてきます。そして窯底に開けた6つの穴から煙道を通って煙突に抜けていきます。(・・・という目論見です。) ![]() 柔らかすぎるとへたるので、少し時間をおいてからカットして使います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この時点で送風口と焚き口の形も決めてフタも作りました。 ![]() ![]() 2日目 ![]() ![]() また、叩き板でしっかりと叩いて土を締めてあげます。窯本体の形はカマボコ型にします。 ![]() ![]() ![]() ![]() (フタや取っ手の作り方は 1号窯のところで詳しく紹介しています。) ![]() ![]() ![]() フタを切り出し縁を整えて、色味穴とその栓を作って完成です!煙突の下にはバカ穴もつけました。 窯の隣(奥)に写っているのは炭の崩れ防止用にロストルの上に置こうと思って作ったガイドです。 2日目も所要時間約6時間。合計12時間、使った粘土は約22kgでした! ためしに送風口からドライヤーの温風を入れてみました。予定通り煙突から温風が出ることを確認!ひとまず成功のようです。 それにしても作品スペースが小さい!窯詰め大変そう。あと炭くべも大変そう ・・・フタの位置と形状をもっと工夫するべきだったかなぁ。 ![]() 素焼き〜仕上げ(針金巻き) ![]() 真っ白で丈夫そうな音がするミニ窯2号が焼きあがりました!本体に補強用のステンレスの針金を巻いて完成です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 早く焚きたくて『うずうず』してます!! 焼成後はまたレポートしますのでお楽しみに!うまくいったら みなさんも参考にしてくださいね。 |
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