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2005年4月17日
先週の初窯の興奮さめやらぬままに焼直し突入! |
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・前回の作品の他にも数点を窯詰めして焼成開始です。
今回、素焼きしていない作品も入れてみました。
ドライヤーの送風も遠くから行いゆっくりと温度を上げていきます。
・・・が、しかし。 『ポン!・・・ポンポン!!』 と景気のいい音がひとしきり鳴り響き、やがて静かになりました。素焼きしなかった作品が木っ端みじんになった音でした。(左の写真はそのなれの果てです。楽の釉薬も塗っておいたのですが・・・。)
やはり『素焼きは事前にじっくりと』が大切ですね。・・・教訓!
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・さて、もう気にすることはありません。
前回よりも温度を上げるために準備した秘密兵器 『ブロワ―』の登場です。
音が大きくて気になりますがパワーは絶大です!
左の写真くらい離してちょうどいいくらいです。
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・恐るべし!ブロワ―パワー! |
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・煙突からも炎が噴き出すこの威力!
焼き上がりが楽しみになってきました。 |
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・火が走っている様子が見えます。 |
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・着火から約2時間。すでに白っぽい炎の色になっています。
温度は1200℃以上でしょうか。炭を投入し続け、このままキープします。
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・着火から約4時間。準備した6Kgの木炭もすべて投入しました。
窯出しの様子です。
・・・果たして焼き上がりは。。。 |
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【'05-4-17焼成作品】
・今回は窯の温度も前回以上に上がったため、部分的に期待していた自然釉が光ってくれました。
全体として重厚感は増したかな。しかし、指で弾いてみると前回よりは良くなったものの、やはりまだ焼締りの甘い鈍い音です。
まだまだ入り口!更なる経験と研究が必要ですね。 |
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前回のとっくり焼直し品。前より少しは焼締ったかな?・・・って程度でした。
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前回のぐい呑み焼直し品。今回一番満足のいった作品です。
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これも焼直し品のぐい呑み。こっちは温度が低かったみたいです。
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今回新規に焼いたぐい呑みです。結構灰がかかってました。
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これも今回新規焼成品のぐい呑み。ほとんど素焼き状態・・・。(涙)
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新規焼成品の茶碗です。外側にいい景色ができてくれましたが、内側は・・・。漏れませんがヒビもあり。
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実はこれが今回一番の収穫カモ !? 灰の中から出てきた破裂した作品のカケラです。
窯詰め前に塗った楽釉も良く溶けていますし、自然釉もきれいにかかっていました。
破片で薄くなっていたためか良く焼き締っています。 次回焼成に向けたヒントがたっぷりのカケラでした。
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